〇法要は宗教的儀式だけを意味し、法事は、その後の会食までふくんだ行事のことです。法要は法事の一部と言えます。
〇毎年めぐってくる故人の命日に合わせて行われる法要を年忌法要と言います。
- ・一周忌
- ・三回忌(なくなった年を1年と数えるので、一周忌の翌年になります。)
- ・七回忌
- ・十三回忌
- ・十七回忌
- ・二十三回忌
- ・二十七回忌
- ・三十三回忌
- ・五十回忌
法事の準備
二か月前くらいから法事の日程を決めます。
祥月命日より前の日程を菩提寺に相談してください。
年忌法要を重ねて行いたい場合は新しい仏様の命日に合わせるのが一般的です。
法事を行う場所
で行う場合があります。
①自宅でやる場合の準備と流れ
・自宅の仏壇を飾ります
・お膳左右に供花とお供えをします(御膳の準備の仕方は、「お膳について」を参照)
・菩提寺の住職が自宅で供養を行います。
・申し出があれば、塔婆はお寺で準備します。
・菩提寺に墓参り・読経(供花・線香・ろうそく・お供え)
・(会食)
②寺院でやる場合の準備と流れ(挙げ法事)
一周忌までは、
・遺影・位牌
・供花
・お供え
・(申し出があれば塔婆は寺院で用意します。)
・お膳二つ(申し出があれば寺院で用意することもできます。)
以上のものを始まる時間までに準備し、御本尊様を飾ります。
・供養
・お墓参り(線香・ろうそく・お供え・供花)ここでも読経があります。
③合同法要
寺院で行われる春・秋彼岸法要・12月の成座供養の時に、一緒に年忌供養もする方法です。
・お供え
・(申し出があれば塔婆は寺院で用意します。)
・合同供養
・墓参り(供花・お供え・線香・ろうそく)
・会食(当番の檀家さんが昼食を用意します。コロナの影響で現在はお休みしています。)